Las Vegas Magic Show 視察レポート

昨年、2004年の10月以来、久しぶりにアメリカ買付に行って来ました。
今回の買付のメインであった、Las Vegasで行われた、Magic Showと云われる、全米総合展示会?に
行った際の、模様を今回は、お伝え致します!!

まずは、やや真面目に、マジックでのアパレル業界の傾向のお話を!!

<傾向 其の1> Vintage、Used加工のジーンズ

アメリカでも、日本同様、アバクロ、ホリスター、ディーゼル、トゥルーレリジョンなど、ダメージ加工や、
独自の加工を施した、セレブ系のジーンズが、大流行!!
各社共に、ホント、頑張ってモノ作りを行っているのですが、あれだけ、ダメージ加工を施したジーンズ
だらけだとちょっとお腹一杯って感じで、rivetでは、magicでのジーンズ発注は止めときましたが・・・
その後、やはり気になって、outlet shopで、Diesel、Polo Ralph Lauren、GAPなどのジーンズをgetして
来たんで、アメリカのセレブなジーンズをお探しの方は、お楽しみに!!

<傾向 其の2> American Tatoo、Traditional、Old Skool系アートワーク

日本では、ここ数年、スカジャンをはじめとした、和柄、刺青系のwear類の人気が高かったんですが、
今回の、ラスベガス・マジックショーでは、オールドスクールや、トラディショナルと呼ばれる古典的な
モチーフのアメリカン・タトゥー系のアートワークや、西洋的な雰囲気の漂うアートワークのデザインを
採用したブランドが目に付く事が多かったデス!!

その中でも、American Tatoo、Traditional、Old Skool系のTatoo Artistとしては、第一人者と言われる、
Ed Hardy(エド・ハーディー)が、凄まじい勢いで目立ってました!!
その理由としては、Von Dutch を世界中でヒットさせた立役者のクリスチャン氏(元Von Dutchデザイナー)が
Don Ed Hardy(ドンエド・ハーディー) と組んで、コラボ&プロデュースしているという事で、元気の良い
アメリカのセレブな面々に、大ブレイク中らしいです。
勿論、Ed Hardyの秋冬物を、rivetでは手配して来ましたんで、お楽しみに!!
Cap、L/S T-Shirts、L/S Shirts、MA-1 TYPE スカジャンなどが入荷予定デス。
会場では、デジカメの調子が悪かったんで、残念ながら、写真撮影が出来なかったんですが、
Magic Showの会場では、到る所で、Ed Hardyの服を着た、刺青だらけのヤンチャそうなオネエチャンや、
Sexyなオネエサン方が、目立っておりました。

<傾向 其の3> T-Shirts業界のレベルが大幅 UP !!

アメリカでは、数百ドルもする、高級な値段のVintage物のTシャツが人気という事で、 色々なジャンルの
Tシャツが、凄まじい勢いで、レベルアップしてました!!Used加工の施された物、ラインストーンの付いた物、
プリント位置や、プリント手法にこだわった物など、ここ数年では、感じられなかった程の進化でした!!

<傾向のマトメ>

@Vintage、Used物を意識した加工物のジーンズAAmerican Tatoo、西洋的な雰囲気の漂うアートワーク、
BT-Shirts業界のレベルが大幅 UP と、僕なりにMagicを見た感想を、まとめてみたんですが、総合すると、
全てに関係しているのが、アメリカのセレブな面々。今後も、セレブな面々の動向から目が離せないようです。

あと、Las VegasでMagic Showが行われている期間中に、別のホテルで、Las Vegas Projectという展示会と、
Pool Showという展示会が行われていたんですが、インディーズ・デザイナーなど無名ながら元気の良い
ブランド、デザイナーが、ひしめき合ってました。なんだか、アメリカのアパレル業界に、新たなシーンが
出来始めている事を、予感させました。既に当店でも取扱いしている、A.KURTZ(エーカーツ)なんかも
そんな感じのするブランドですよね!!

余談ですが、ラスベガスは、連日、もの凄い暑さでした。ただでさえ、連日、40度の気温を越える
猛暑だったのに加え、Chevy Suburbanのエアコンが故障中だったんです。
道路に気温を表す、電光掲示板の温度計があったんですが、僕の見た最高気温は48度デシタ・・・ハァ〜

rivet diary/Las Vegas ギャンブル編に続く


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